1/20.21と先輩隊員訪問で
Lusakaにあるコミュニティースクールへ行ってきました。
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【コミュニティスクール】公立の学校へ行けない子どもたちへ教育へのアクセスできるように
NGOや教会などが設立した学校。
カリキュラムは公立とほとんど同じですが、
授業料が安い、制服着用の義務がないところなどがあります。
ただ教師のレベルも公立の学校に比べてとても低く
英語がわからないまま教えていたり、大学を卒業していない先生がいたりします。
私の要請もコミュニティスクールの先生&学校運営に携わるものです。
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《学校の様子》私が行ったコミュニティスクールは
ちょうど日本の「草の根援助」で新しい校舎が建てられたばかりで
教室があり、黒板もあり、机もいすもありました。
ただ机といすの数は足りず、ひとつの机に3人・4人で
ぎゅうぎゅうにすわっていました。
ザンビアでは先生の立場が絶対的に上で
先生が教室に入った途端に
みんな起立して声をそろえてあいさつをします。
黒板も先生が書いた通りに一生懸命写します。
2日目は先生が足りなくて、1時間以上何もしないで先生が来るのを待ってるクラスもありました。
《初授業!》私は4,5年生のクラスを受け持って「Figures and Lines(線と図形)」を取り上げ
円、三角形、長方形、正方形、五角形、六角形、
波線、斜線、ギザギザ線、うずまきなどをみんなで覚えました。
一通り説明したあとは、習った図形を使って自由にノートに書いてほしかったのですが
やっぱり私が黒板に書いた見本そっくりに…。
(しかも注意書きで書いた書いた「※Don't copy this!」までご丁寧に。笑)
《遅れてきた生徒たち》こっちの子どもたちは欠席や遅刻をする子がたくさんいます。
さぼっているわけではなくて、家の手伝いをしなければいけなかったり
朝7:30からの授業に遠くから通わなければいけない子がいたり。
でもこの学校の規則で
「遅刻した生徒には授業を受けさせずに、家に帰らせる」
というように決められています。
私が授業をしている途中にも4人ほど遅れてきた生徒がいました。
一生懸命来て授業を受けたいのに帰らせなければいけない…
クラスのみんなも「遅れてきたやるは帰れ帰れ!」と口々に言います。
私は遅れてきた子にも授業を受けさせるべきだと思っていましたが
2日だけ来た私が勝手に許して授業を受けさせると
他の先生のメンツもなくなってしまうかもしれないし…。
本当に迷いました。
この日はクラスのみんなで話し合って、
みんなで「友達をいれてあげよう」という意見が出たので
他の先生に内緒で教室に入ってもらいました。
もともとぎゅうぎゅうだった教室に4人入るとさすがにスペースが足りなくて
床にノートを置いて授業受ける子も出てきます。
《元気いっぱい子どもたち》でも子どもたちは本当に元気いっぱいで休み時間はずっと走り回っていました。
理科が好きだったり英語が好きだったり、勉強をするのも大好きです。
休み時間には突然来た日本人の私に
手をつないでザンビアの歌や遊びを教えてくれました。

子どもたちのエネルギーはとてもすごくて
午後に受け持ったBaby Class~Grade1の子どもたちは
手に負えないくらいでした。
長くなってしまいましたが、
初めてのコミュニティースクールの印象はこんな感じ。
早く任地に行ってチンゴラの子どもたちに会いたいです。
Zambiaに着いて2週間。
もちろん不便に感じることばかりですが
だんだんとこっちの生活にも慣れて、色も着実に黒くなってきました。
元気にやっています。
いるもメールをくれたりコメントで励ましてくれるみんな、どうもありがとう^^
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