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ガーデナーさん


私の家、ガーデナーを雇っています。

「え、協力隊のくせにガーデナー!?」って…
うちの庭はザンビア内の協力隊宅の中で1,2位を争うんじゃないかってくらいの広さ。

通りすがりの人バシバシごみ投げてくるし、
隣の人も井戸の水汲みにくるし、
犬もうんちしにくるし、
ガードマンのたまり場にもなるし、
庭で野菜も育ててます。


そりゃー、ヤギだって飼えますよ。




そのヤギを紹介してくれたガーデナーさん。


赴任当初の2月から働いてくれていたガーデナーさん。


実は、はじめは信用できるかどうかヒヤヒヤで疑ってばっかりだったガーデナーさん。


月末になるといつも「魚が食べたいから給料前払いしてくれー」って私を困らせてたガーデナーさん。



私が彼に渡していた給料は週に2日で1ヶ月K100,000(2,000円)
(もちろん自費)



*******************



先週、首都のルサカから帰ってきたら「彼が倒れた」と。

話によると何かの発作で体の半分が麻痺して動けないらしい。

ずっと心配だったので、今日カピーシャにある彼の家へお見舞いに行ってきました。


彼の家は初めて入ったのだけど、
小さな小屋に電気も窓もなくて昼間なのに真っ暗。
ハエとねずみがたくさんいました。


ちょこんとある椅子にぐったりすわってた彼は私を見るとちょっとだけ笑顔になって
「マダム…」って涙声であいさつしてくれました。

後遺症のせいで、言葉もうまく話せなくて
何とか一緒についてきてもらった友に通訳してもらってベンバ語で話しました。

左足と右腕が麻痺していて、本当に弱っていて
口もとがうまく閉まらなくてよだれも止まらず。


気持ちも弱っているみたいで、今にも泣きそうだった。


「強くなんなきゃダメだよ、あたしみたいにっ!!!!」って言ったら笑ってたけど、
目では「たすけて」って訴えてるのが伝わってきた。


”彼の義理の妹”さんが面倒を見ていたのだけれど
「病院に行くのにお金が必要」って。

私は「12月だし、病院代がかかるから」ってK150,000(3000円)を渡しました。


車がなくて歩けない彼が病院に行くのにはタクシーが必要で
タクシーをブックするには往復 K40,000(800円)

病院からは「週に2回リハビリに来なさい」って言われているらしいけど
交通費がないからいけないと。



義理の妹も旦那さんを亡くした未亡人で、
長男は精神病で働けないみたい。

ガーデナーの子どもは女の子だけで、まだ学校に通う歳。


私が行った時はちょうどごはんを作っていたのだけど
ねずみがかじっているおかずなしのシマを食べていました。


病気でしんどいのに私を見ていちばんに「ヤギは見たか?」って。

うまく発音できない英語で
「うちの庭で働くのが好きだった」って言ってくれて、

前にお給料を値上げしたらいちばんに
「娘をあいこの学校に通わせたい。学費はいくら?」って聞いてきて
1月に連れてくる約束をしていたのに…。



私は「学校の帰りにまた寄るよ」と言ったけれど、
暗い部屋の中でぐったり座っている彼を見て
彼に何もしてあげられなくて、とても悲しい気持ちになりました。



後遺症がひどいから、たぶんもうガーデナーとして働くのは無理だと思う。
自分で歩けるようになるかどうか。


お金のない人が病気になったらどうするのか。
良くなることもなく、ただ家で寝ているだけ?

日本だったら何とか保険とかで賄えるんじゃないの?
少なくとも親戚とか誰かが助けてあげられる。
ここでは家族みんなが貧困で苦しんでる。


助かる病気で死んじゃう子どもがたくさんいる途上国を見た気がした。





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途上国の問題って、机上だけで論じても変な結論に行くだけやねんよな。
援助なれしてる国に、援助は必要ない、とか。
国内が金無いのになんで海外に?とか自分の貧しさと命に関わるそれを同じように考えたりして。
まぁ援助金がちゃんと使途通り使われてるんかは正直疑問やけど。


・・何がいいたいかと言うと、
自分の友達がそうゆう状況になったら、 人間「助けたい」って思うよな。
現地に行って、話して、仲良くなって、
そっから湧き上がる気持ちが、
つながりから来る力が、
きっと国際協力の、大本なんやろうな。
それなしに、国際協力を語る人は共感できへんや。

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>勇太

ほんと、「国際協力」って難しいよね。
でも結局は「人」対「人」で関わりあっていくしかないよね。
ボランティアとして来てるわたしたちは余計な機関をはさまず
「人」対「人」としていろんな人とかかわっていけるから
残りの1年もザンビアとかラオスのいろんな面をみてこー!

今年もよろしくね^^
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■性別:♀
■出身地:千葉
■派遣先:ザンビア チンゴラ
■職種:青少年活動

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